こんにちは。「かけるんパパ」です。
今回は、数ある名門私立小学校の中でも、早稲田実業学校初等部と並んで圧倒的な人気と独自の教育カラーを誇る、青山学院初等部について徹底解説します。
青学初等部は、慶應義塾幼稚舎、学習院初等科と並び「私立小学校御三家」の一角と称される伝統校です。近年、その人気はさらに過熱しており、2021年度からのペーパーテスト導入という大きな転換期を経て、倍率は驚異的な数字を叩き出しています。
「なぜこれほどまでに青学は選ばれるのか?」「実際の試験では何が問われるのか?」「合格した後の学校生活はどのようなものか?」
これらの疑問に対し、最新の入試データや過去の具体的な出題事例、さらには児童が過ごす「1日の流れ」まで、どこよりも詳しく、圧倒的な情報量で解き明かしていきます。青学初等部を志すご家庭にとって、最強の攻略ガイドとなるはずです。
青山学院初等部の「ルーツ」と「現在地」
まず、この学校がどのような歴史を歩み、どのような環境にあるのかを整理しましょう。
150年の歴史と「緑岡」の魂
青山学院全体の源流は、1874年(明治7年)にアメリカ人宣教師ドーラ・E・スクーンメーカーが麻布に設立した「女子小学校」にあります。 初等部としての独立した歩みは、1937年(昭和12年)に「青山学院緑岡(みどりおか)小学校」として誕生したことに始まります。戦災による校舎焼失という試練を乗り越え、1946年に現在の名称となりました。 この「緑岡」という名は、現在も同窓会組織などの名称に残されており、青山の豊かな緑の中で子どもたちを育むという精神が今も引き継がれています。
都心のオアシス「青山キャンパス」
所在地は、東京都渋谷区渋谷4-4-25。渋谷駅、表参道駅からそれぞれ徒歩約12分という、日本で最も洗練されたエリアの一つに位置しています。 キャンパス内には幼稚園から大学、大学院までが集結しており、初等部の児童は10,000平方メートルを超える広大な敷地で学びます。天然芝の校庭、パイプオルガンのある礼拝堂、通年利用可能な室内プールなど、都心とは思えない充実した施設が整っています。
教育理念——「地の塩、世の光」としての生き方
青学初等部の教育の根幹は、キリスト教プロテスタントの信仰にあります。
スクールモットーの真意
学校が掲げるのは、聖書の一節から取られた「地の塩、世の光」という言葉です。
- 地の塩:目立たなくとも、社会に味をつけ、腐敗を防ぐ存在。
- 世の光:暗闇を照らし、人々に希望と進むべき道を示す存在。
これは単なる個人の成功を目指すのではなく、「神から与えられた力(賜物)を、自分だけでなく他者のために、社会のために使いなさい」という「愛と奉仕の精神」を象徴しています。
児童の生活指針「5つのおやくそく」
入学式で部長(校長)先生と交わす「5つのおやくそく」は、児童たちの心の背骨となります。
- しんせつにします
- しょうじきにします
- れいぎただしくします
- よくかんがえてします
- じぶんのことはじぶんでします
これらは非常にシンプルですが、多様な価値観を持つ人々が共に生きる上で不可欠な、人間としての根幹です。青学は、他人と競う「ナンバーワン」ではなく、一人ひとりの個性を輝かせる「オンリーワン」の教育を極めて重視しています。
部長先生の想いと「求める子ども像」
2024年度より就任した小澤淳一部長や、前任の中村貞雄先生の言葉から、学校がどのような家庭・子どもを求めているかが見えてきます。
「サーバント・リーダー」の育成
小澤部長は、「サーバントリーダー(奉仕する指導者)」の育成を掲げています。自らの「賜物(たまもの=能力)」を周りの人のために用い、他者の喜びを自分の喜びと感じられる人間こそが、真のリーダーであると説いています。
「学力」ではなく「学習力」
中村前部長は、「正解を最短で出す力(従来の学力)」よりも、「正解のない問いに、自分なりの答えを作り出していく力(学習力)」の重要性を強調されていました。 具体的には、以下の3つの活力を大切にしています。
- 感じる心(感性)
- 考える力(知性)
- 行動する活力(実践力)
求める学生(家庭)像
入試において学校側が見ているのは、単に「お勉強ができる子」ではありません。
- 学校の教育理念(キリスト教教育)に深く共感し、協力できる家庭。
- 自分の考えを自分の言葉で伝えられる(言語化能力の高い)子ども。
- 「待つ」ことができる親。部長先生は「子どもの成長は時間がかかる。親はゆったりと構えて待ってあげてほしい」と繰り返し伝えています。
学校生活の「1日の流れ」をシミュレーション
青学初等部での生活はどのようなものか、具体的に1日のタイムスケジュールを見てみましょう。
| 時間 | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 8:20 | 予鈴・登校 | 正門をくぐり、静かに1日を始める準備をします。 |
| 8:25 | 朝の礼拝 | 礼拝堂(または教室)で、讃美歌を歌い、お祈りを捧げます。心を落ち着かせる大切な時間です。 |
| 8:50 | HR・朝の読書 | 10分間の読書で集中力を高めます。HRでは1日の予定を確認します。 |
| 9:10 | 1時限目 | 1コマ40分授業。低学年から専科制が導入されており、質の高い学びが行われます。 |
| 10:00 | 2時限目 | 休み時間は、芝生の校庭や屋上プレイルームで元気に遊びます。 |
| 11:00 | 3時限目 | 図工、音楽、体育などの専科授業も活発です。 |
| 11:50 | 4時限目 | コンピュータの授業(プログラミング)などは専門の教室で行われます。 |
| 12:30 | 昼休み・給食 | 給食は完全手作り。スクーンメーカーホール(食堂)などで、温かい食事を頂きます。 |
| 13:40 | 5時限目 | 1〜2年生は前期の間、この時間帯に下校することもあります。 |
| 14:30 | 6時限目 | 5〜6年生は月〜金まで毎日6時間授業が行われます。 |
| 15:10 | HR | 1日の振り返りをし、明日の準備を整えます。 |
| 15:25 | 掃除 | 「自分たちの学び舎は自分たちで綺麗にする」精神を養います。 |
| 16:00 | 一般児童下校 | 課外活動がない児童はここで下校となります。 |
| 16:30 | クラブ下校 | ラグビーやハンドベルなど、多彩なクラブ活動に励む児童が下校します。 |
※土曜日は原則休み(学校5日制)ですが、クラブ活動や学校行事が行われることがあります。
青山学院初等部の「驚きの特徴」と独自制度
他校にはない、青学ならではのユニークな取り組みを紹介します。
「通知表」がない!?
青学初等部には、いわゆる「通知表(通信簿)」が存在しません。 数字や記号で子どもの価値を評価することに疑問を持ち、40年以上前に廃止されました。代わりに「成長の記録」があり、学期末には「先生・保護者・子ども」の三者による面談が行われます。 子ども自身が「今期、自分は何ができるようになったか、何を努力したか」を10項目挙げ、自らを客観的に見つめる(PDCAを回す)訓練をします。これにより、自己肯定感を高めながら、自律的な成長を促します。
圧倒的な「体験教育」——6年間で50日以上の宿泊
「学校だけが教場ではない」という考えから、青学の宿泊行事は質・量ともに圧倒的です。
- 洋上小学校(6年):青学の代名詞。実際に船に乗り込み、8泊9日の航海を共にする行事です。不便な生活の中で、自立心と社会性を極限まで高めます。
- 海の生活(5年):長崎県平戸などで、2kmの遠泳に挑戦します。
- 雪の学校(3〜6年):縦割り班(異学年)で生活し、上級生が下級生を助ける心を育てます。
ICTとアナログの「黄金バランス」
ICT教育にも積極的で、3年生から1人1台のタブレットPCが貸与されます。一方で、1・2年生ではあえてデジタルを使わず、アナログな感性を育てる「五感教育」を重視しています。
なぜこれほど人気なのか?——倍率の真実
近年、青学初等部の志願者数は急増しています。その背景を探ります。
圧倒的な「ブランド力」と「安定した進学ルート」
青山学院大学は全国的な知名度を誇り、初等部に入学できれば、原則として中等部・高等部・大学へと進学できる「16年間のパスポート」が手に入ります。特に「青山学院中等部」は偏差値60〜65(四谷大塚)の超難関校であり、そこへ小学校から入れるメリットは計り知れません。
「フリー」家庭への門戸拡大とペーパー導入
かつての青学は「縁故がなければ入れない」というイメージが強い学校でした。しかし、2021年度からペーパーテストが導入されたことで状況が一変しました。 客観的な試験結果が重視されるようになったことで、「特別なコネはないが、実力で勝負したい家庭」が挑戦しやすくなり、志願者数が急増したのです。
倍率の推移(過去データ)
合格定員が男女各44名(合計88名)と非常に少ないため、倍率は極めて高くなっています。
- 2021年:約5.8倍
- 2022年:約7.1倍(過去最高水準)
- 2024年:約6.7倍 男女の倍率差が少なく、どちらにとっても「最難関」であることに変わりありません。
入試内容と「過去の出題事例」徹底解説
青学初等部の入試は、「適性検査A」「適性検査B」「保護者面接」の3つの柱で構成されます。
適性検査A(ペーパーテスト・個別テスト)
かつては個別形式でしたが、現在はペーパー形式(一部個別回答あり)で行われます。スピードと正確性の両方が求められます。
- お話の記憶:青学の定番。長めのお話を集中して聞き、質問に答えます。
- 事例:お話の中に出てきた「登場人物の心情」や「物の色・数」などが細かく問われます。
- 図形・推理:四方観察(別の方向からどう見えるか)や、図形の回転などが頻出です。
- 事例:ある1つのもの(給食のトレイなど)を違う方向から見たときに、どのように見えるか選ぶ問題。
- 言語:しりとりや逆さ言葉、擬音語など。
- 事例:4つの絵の中から仲間ではないものを探し、共通点とその理由を答える(仲間分け)。
適性検査B(集団テスト・行動観察・運動)
25人程度のグループで行われます。コミュニケーション力や指示を聞く姿勢が見られます。
- 制作(巧緻性):
- 事例:紙コップ、紙皿、毛糸、はさみ、のりなどを使って「お弁当」や「クリスマスツリー」を作る。完成度以上に、道具の扱い方、後片付けの丁寧さが見られます。
- 運動:
- 事例:リレー、クマ歩き、スキップ、かえる跳びなど。ルールを守り、一生懸命取り組む姿勢が重視されます。
- 自由遊び・教室課題:
- 事例:ボールや平均台を使った遊び。また、自己紹介(名前、幼稚園名、好きな食べ物など)を元気に行い、絵本の読み聞かせの後の質問に答える課題もあります。
保護者面接——最重要の評価軸
両親揃っての面接で、時間は約10分。事前に提出した「調査書」「面接資料」をベースに、深い質問がなされます。
- 父親への質問(過去事例):
- 志望理由、出身校、職業について。
- お子様と過ごす時間、具体的な過ごし方。
- 宗教教育についての考え、キリスト教教育をどう捉えているか。
- 母親への質問(過去事例):
- 家庭でのしつけ、具体的にどのようなことを大切にしているか。
- お子様の健康状態、習い事について。
- お子様の自立度、どのようなお手伝いをしているか。
- 共通の鍵: 「なぜ青学なのか?」に対し、スクールモットー「地の塩、世の光」への深い理解を示すこと。願書に記載した「通っている教会名」など、学校のカラーとの相性が丁寧に見られます。
その後の進路——内部進学の実情と多様性
青学初等部の卒業生は、ほとんどがエスカレーター式に上級校へ進みます。
- 初等部 → 中等部:卒業生のほぼ全員が内部進学します。
- 中等部 → 高等部:毎年95%以上が進学します。
- 高等部 → 大学:約80%〜90%が青山学院大学、または女子短期大学へと進みます。
多彩な進路を歩む「青学ブランド」の卒業生
興味深いのは、青学卒業生の活躍の幅広さです。大手企業(商社、銀行など)に進む人はもちろん多いですが、絵本作家、ボクサー、シェフ、アーティスト、ラジオパーソナリティなど、非常にクリエイティブで多様な分野で「自分の好きを追求する」生き方を選ぶ卒業生が目立つのも、青学ならではの「オンリーワン教育」の結実と言えるでしょう。
終わりに——「合格」の先にある豊かな16年間を見据えて
青山学院初等部の受験は、間違いなく険しい道のりです。しかし、そこを目指して親子で「教育とは何か」「どのような人間になってほしいか」を語り合う時間は、合否にかかわらず、ご家庭にとってかけがえのない財産になります。
青学が大切にしているのは、「愛」と「信頼」です。子どもを信じて待ち、神からいただいた個性を大切に育てる。この精神に心から共鳴できるご家庭であれば、青学の重い扉は必ず開かれるはずです。
「合格がゴール」ではなく、その先の豊かな12年間、16年間を見据えて。 このブログが、皆様の挑戦の一助となることを心から願っています。
「地の塩、世の光」として歩むお子様の未来を、全力で応援しています!
我が家の小学校受験 課金状況(2026年1月時点)
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・3人家族総額:502700円
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・入会金:8000円
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・月謝:8800円(週1回)
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▪️サポート付き農園 シェア畑
・月額:13400円(税込)
▪️わかぎり21
・体験授業:6000円
・入会金:33000円
・国立・都立対策コース:24000円(4ヶ月間)
・受験総合コース:48000円
・諸経費(交通費・待機中の飲食など等):1回1500円程度×月3回
・小計:67500円(税込)
合計:843200円(税込)
月額:76700円(税込)
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幼児教室5ヶ月目、
総合コース変更とお受験コーデ費用が効いてますね・・
かけるんパパの「お受験日記」も是非!


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