さて、今回は小学校受験においてとても大事な「運動」について掘り下げようと思います。
早速ですが、「運動の試験」って聞くとどうですか? パッと思いつくのは走るのが速い子? ボールを投げるのが上手い子?など誰かより速い、誰かより上手いという、競技の側面をイメージするのですが、やはりそんなに単純ではないようです・・・
そしてこの「運動」項目については各校様々な傾向がありますので、それぞれ志望されている学校の傾向を把握し、対応が必要になりそうです。。
ちなみに幼児教室の先生に体操の対策は何かズバリ質問すると・・・

公園で沢山遊ばせて下さい!
はぁ・・
ちょうど1年前からお受験勉強を始めた我が家ですが、
子供への体験ヒストリーをまたしてもえぐられ、試されてる気がしてて・・・笑
我が家は共働きなので、
平日に早くお迎えに行って、公園で遊ぶとか、
そういった時間の取り方はできません・・
平日はクタクタになって、土日は親もゆっくり休みたいのですが・・・許してくれないようです。。。涙
まぁ、嘆いても仕方ないので。本題に・・
なぜ小学校受験に「運動」の試験が盛り込まれているのでしょうか?
早速探っていきましょう!
心身の発達と学習の基盤を確認するため
幼児期は脳や神経系が急速に発達する時期であり、運動を通じて養われるバランス感覚や協応性、リズム感などは、その後の学習や生活の基盤となります。
- 基本的な体力と健康: 骨や筋肉の発達、健康的な体作りができているかを確認します。
- 姿勢と体幹: 正しい姿勢や体幹の安定は、学習時の集中力や行動の質に直結します。
- 身体能力の差: 普段の外遊びの習慣などによる、脚力や基礎体力の差も評価の対象となります。
指示理解力と実行力を評価するため
- 運動テストでは、テスターの指示を正確に聞き取り、それを即座に身体の動きに移せるかどうかが厳しくチェックされます。
- 聞く力と言葉の理解: 指示を一度で理解し、機敏に動く能力が求められます。
- 自立した行動: 周囲の友達の動きに惑わされず、自分の判断で自信を持って行動できるかが見られています。
非認知能力(社会性・精神面)を測るため
集団の中での振る舞いを通じて、ペーパーテストでは測りきれない性格や資質が評価されます。
- 協調性と社会性: ルールを守り、友達と協力して課題に取り組む姿勢や思いやりの心が評価されます。
- 粘り強さと積極性: 失敗しても諦めずに挑戦する意欲や、感情をコントロールする力、新しいことに楽しんで取り組む姿勢が見られます。
- 自己肯定感: 運動の成功体験が自信につながり、他の学習分野への意欲にも影響を与えます。
待機中の態度や「素の状態」を観察するため
運動テストの時間の多くは「待ち時間」であり、その間の態度が重要視されます
- 自制心: おしゃべりやふざけをせず、長時間正しい姿勢で待てるか、先生の話を聞く姿勢ができているかを確認します。
- 素の状態の確認: 机や椅子がない自由な状態での行動を通じて、学校側はお子様の**「素の状態」や落ち着きの有無**を判断します。
情報処理能力と「地頭の良さ」を確認するため
運動は、聞き取った情報を高速で処理して身体に伝えるプロセスであるため、頭の回転の速さを測ることができます。
- 情報処理スピード: 複雑なステップやリズムの指示を正確に遂行できるかは、知的な能力と密接に関係しています。
- 学力の推測: 慶應義塾幼稚舎のようにペーパーテストを行わない学校もあり、体操テストを通じて一定の学力や地頭の良さを推し量ることができると考えられています。
小学校生活への適応力を測るため
幼児期に運動習慣がある子どもは、ストレス解消や精神的な安定が得られやすく、入学後の集団生活や学習にスムーズに適応できる傾向があるためです。
要は、先生の話を姿勢良く体操座りをして待ち、自分の番になったらお返事をして指示通り素早く運動を行い、例え少し間違ったとしてもあきらめず最後までトライし、終わったら姿勢良く待ってる。場合によってはお友達の応援やサポートができると尚良しって事ですね!!
就活の集団面接ですね(笑)
運動が完璧じゃなくても、お話を姿勢良く聞いてあきらめないでトライし続ける、挫けない心が評価されるパターンですね。
でもこれ子供に直前に教えても出来る内容じゃないですよね。。指示をきく、きちんと待つなど、普段の生活での行いが反映されそうです。。
筑波小の運動試験の内容は?
筑波小の運動試験において、最も特徴的であり毎年一貫して出題されているのが「くま歩き(くま走り)」です。
「くま走り」の具体的実施状況:
- スピード競争: 他校のような模倣運動(先生の真似をする)ではなく、純粋なスピードと体力が求められる「競技」としての側面が強いのが特徴です。
- コース設定: 教室内のU字型コース(トラック半周分ほど)を、四つ足で駆け抜けます。床が滑りやすい場合が多く、技術が問われます。
- 計測: 試験官がストップウォッチでタイムを厳密に計測しており、緊張感のある中でパフォーマンスを出す必要があります。
その他の課題:
- くま走りの前後に、「片足バランス」や「スキップ」を組み合わせて行うこともあります。
試験突破のためのポイント
筑波小のくま走りでタイムを縮め、高評価を得るためのポイントは以下の通りです。
- フォームの最適化: お尻を高く上げた姿勢をとることで、足の回転半径を広げ、より「立って走る」動きに近いスピードを生み出します。
- 視線と手の回転: 目の前ではなく少し先を見ることで加速を促します。また、足だけでなく手の回転を速くすることが「くま走り」の感覚を掴むコツです。
- コーナリング技術: 滑りやすい床で、カーブの際に遠心力に負けず、腰や脚を適切にコントロールする体幹の強さと巧緻性が求められます。
- 最後まで走りきる: ゴールラインで失速せず、1メートルほど奥まで全力で走り抜ける粘り強さが重要です。
- 待機姿勢と集中力: スタート前は椅子に座って待機しますが、自分の番が来た時に即座に集中し、ベストパフォーマンスを出す精神力も見られています。
筑波小が運動(くま走り)を重要視する理由は?
筑波小がこれほどまでに運動、特に「くま走り」にこだわるのには、明確な教育的意図と伝統があります。
伝統行事「附属小学校3つの山」への備え
筑波小には6年生全員が完遂しなければならない3つの大きな行事があります。
- 八ヶ岳登山
- 約2kmの遠泳
- 運動会での「帆かけ(組体操)」 これらの過酷な行事に耐えうる「基礎体力」と、困難に立ち向かう「粘り強さ」を入学時点の最低限の基準として確認しています
全身の連動性と体幹の評価
- くま歩きは四肢の力だけでなく、全身を支える体幹の力を必要とする全身運動です。体幹がしっかりしていることは、「正しい姿勢で椅子に座り、学習に集中する力」**にも直結すると考えられています。
- 総合的な身体能力の指標: 筑波小は、くま走りを通じて走る・跳ぶ・投げるといった、他のあらゆる運動の基盤となる体力を測っています。
筑波小の運動試験は、単に足が速い子を探しているのではなく、学校の伝統的な教育課程に適応できる心身の強さを持っているかを見極める場であるといえます。
「運動」って家庭で練習できるものなのでしょうか・・
こんな独特の試験ですが、自宅での対策はどうしたら良いのでしょうか?
基礎的な身体能力・体幹を鍛えるメニュー
特別な器具がなくても、日常生活の中で基礎体力を養うことができます。
- 「くま歩き(くま走り)」の強化
筑波大学附属小学校などで必須の「くま走り」は、全身運動であり体幹を鍛えるのに最適です。- 雑巾がけ: 廊下などを手足を使って掃除することで、四肢の力と下半身の粘り強さを養います。
- 手押し車: お子様の手を地面につかせ、大人が足を持って進む練習です。腕の支持力と体幹を鍛え、地面に顔が近い状態での移動に慣れさせます。
- その場で手踏み・足踏み: 四つん這いの姿勢で、手足を素早く動かす感覚を掴みます。
- くま歩き鬼ごっこ: 親子で楽しみながら取り組むことで、素早く動く「くま走り」の感覚を身につけます。
- ボール投げ・受け: 近距離で相手の顔を見て、優しく正確に投げる・受ける練習をします。強く投げることよりも、丁寧な所作が重要です。
「指示理解力」と「聞く姿勢」を養う練習
試験では「一度で指示を聞き取り、その通りに動く」ことが厳格に評価されます。
- 指示行動ゲーム: 「赤い線までケンケンで行き、3回拍手して、くま歩きで戻ってきて」といった、3〜4つの連続した指示を出して動く練習をします。
- 「お山座り」キープ: 背筋を伸ばして膝を抱え、数分間じっと座る練習です。これにより、試験中の待ち時間の集中力と「お話を聴く姿勢」を定着させます。
- 「用意!」の練習: スタート線で「気をつけ」をし、合図があるまでフライングせずに待つ、あるいは線からはみ出さないように手をつく練習をします。
社会性と「非認知能力」を育てる習慣
技術だけでなく、失敗した時の振る舞いや生活習慣も重要な評価対象です。
- 失敗のリカバリー練習: 転んだり失敗したりしても、「もう一回やろう」と切り替える練習をします。わざと失敗させて「大丈夫だよ」と声をかけ、パニックにならない精神力を養います。
- 自立した生活習慣: 練習の前後で「脱いだ服を畳む」「靴を揃える」といった習慣をセットにします。慶應幼稚舎などでは、こうした**「自分のことは自分でする」自立した姿**が好まれます。
- 感情の理解(高等試問対策): 人物のイラストを見て「どんな気持ちか」「自分ならどう声をかけるか」を話し合うことで、近年の筑波小で出題された感情理解の課題に対応できます。
待ち時間や行動観察の対策
- 絵を描いて待つ練習: 待ち時間に「家族で公園に行った絵」などのテーマで描く練習をしておくと、試験当日の待ち時間課題にスムーズに取り組めます。
- 「待つ」練習: 男の子にありがちな「興奮して走り回る」のを抑えるため、日常生活の中で「今は待つ時間だよ」という習慣を意識させます。
親の心構え
体操対策はメンタル面が大きく影響します。
- 過剰な練習を避ける: 直前に叱ったり、プレッシャーをかけすぎたりせず、「先生のお話を聞いて、楽しくやっておいで」とポジティブな声掛けで送り出すことが、本番の自信に繋がります。
まとめ
なるほどです。。結局毎日の積み重ねですよね。。。
ペーパーのお勉強と一緒ですね。
1日15〜30分程度でも継続することが大事ですし、「楽しく、一生懸命取り組む」を継続して褒めて伸ばすしかありませんね。。時間かかりそうですが・・・
我が家ではこの小学校受験科目の「運動」に対して専門のスクールや、コースを選択する事はしておりません。
もちろん通ってる幼児教室にはそれ専門のコースがあります。ただまずは楽しく体を動かすという本質を大事にしたいと思いました。
常日頃公園に出かけ走り回れる環境を与えられなかったからこそ、まずは体を動かす楽しみを感じるきっかけになってもらえればと。
最終的にはもしかしたら専門コースに通わせるかもしれませんが、今後どうなるか見てみましょう。。
ちなみに我が家が通わせてる教室はここ
子供向け体操教室 LUNA STUDIO
https://lunastudio.jp/
我が家の小学校受験 課金状況(2025年10月時点)
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▪️子供向け体操教室 LUNA STUDIO
・入会金:8000円
・ユニフォーム代:6000円
・月謝:8800円(週1回)
・諸経費(待機中の飲食など):1回500円程度×4回
▪️サポート付き農園 シェア畑
・月額:13400円(税込)
▪️わかぎり21
・体験授業:6000円
・入会金:33000円
・国立・都立対策コース:24000円
・諸経費(交通費・待機中の飲食など等):1回1500円程度×月3回
・小計:67500円(税込)
合計:105700円(税込)
月額:52700円(税込)
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初期費用がかかってますが・・
急に月額かかり始めました・・
かけるんパパの「お受験日記」も是非!


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